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さすがにウェス・アンダーソンすぎる。
前作『フレンチ・ディスパッチ~』で
“らしさ”は限界突破したかと思い込んでいたが、
もっとウェス・アンダーソンな領域があったとは!
彼の映画が一作でも好きな人は必見。
ますます自由にユーモラスに、
アイロニカルに、思索的に、図式的に。
「頭の中をそのまま映像化するのが上手い映画監督ランキング」
のワールドレコードを更新し続けていく彼を
目撃できるのが楽しい。
大島育宙
芸人/映画・ドラマ評論
ウェス・アンダーソンの脳内映像を
アダム・ストックハウゼンが完璧に
ビジュアルで変換させた逸品である!
北村道子
スタイリスト
これが本当のアメリカ?
会ったことのない原色のヤバい50年代。
それはデヴィッド・バーンも描けなかった
オカしな真実の物語トゥルー・ストーリーズだ。
超一流俳優達が、がんクビを揃えて抱腹絶倒に語るのは、
危ない危ない米国のリアル、
深層、御開帳なのだ!
サエキけんぞう
作詞家・アーティスト
グリーンでブルーの空、低くて乾いた土地。
ここは何年も自分が出会いたかった街ではないか?
いけどもいけどもたどり着けなかった理想の場所に、
なんとしても行かねばならない。
但し滞在は短めに。
高橋ヨーコ
写真家
ウェス・アンダーソン監督に限界はないと証明した驚異的な作品。
ウェスの世界には脇役はいない。
個性豊かなキャラクターを通して人生を色んな角度から描き、
どんな出来事も肯定できる心の豊かさを与えてくれた。
DIZ
映画アクティビスト
砂漠の街もウェスの手に掛かればカラフルな宇宙になってしまう。
痺れる構図で描かれた、ちょっと切ない人間模様。
1950年代のアメリカは何かが起きそうで、
空を見上げたんだ。
隕石も鳥も人間たちも全てが愛おしい。
山田ルキ子
映画ライター・シンガーソングライター
宇宙開発時代を舞台に、すべてをウェス色に染めた未知との遭遇。
豪華な顔ぶれによる芝居合戦はカラフルで濃く、
まさかの宇宙人の登場からは笑いがいっぱい。
よしひろまさみち
映画ライター